桃介橋



木曽
桃介橋は、大正11年(1922年)9月に完成した、国指定重要文化財です。
これは、木曽川の水力発電開発に力を注いだ福沢桃介(大同電力社長)が、読書(よみかき)発電所(大正12年完成)建設のための資材運搬路として架けたことから、「桃介橋」と呼ばれています。全長247m、幅2.7mで、国内最大級の木製吊橋として知られています。
昭和53年頃から老朽化が進み、廃橋の危機に瀕していましたが、平成5年(1993年)に近代化遺産(南木曽町有形文化財)として復元されました。現在も徒歩で渡ることができ、大正時代の長大吊橋の本格的な保存と活用が図られています。
橋の周囲は、春の桜やツツジ、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の美しい背景とともに雄大な姿を見ることができ、橋の中ほどから降りられる河川公園から見上げる景観は迫力があります。また、夜間はLED照明による幻想的なライティングが毎夜演出されています。
- 住所
- 木曽郡南木曽町読書
- アクセス
- 電車:JR 南木曽駅から徒歩で5分
車 :中央自動車道 中津川ICから車で30分
中央自動車道 飯田ICから車で50分 - お問い合わせ
-
信州フィルムコミッションネットワーク事務局









